導入事例

ANRI株式会社では、複数のファンドを運用する中で、LP(組合員)様向けの決算書送付や分配通知といった管理業務の効率化が課題となっていました。従来利用していた他社サービスがあったものの、業務における課題解決に至ることがなかったと言います。
そうした背景から、契約更新のタイミングでW-LinkPortalへの切り替えを決断。予約配信やテスト送付機能を活用することで、場所や時間に縛られないチェック体制を構築しました。直感的に操作できるUIにより作業時のストレスが軽減されただけでなく、要望を丁寧に汲み取るサポート体制も相まって、業務負荷の削減と心理的な安心感の両立を実現しています。
本記事では、導入に至った経緯や具体的な効果について、Fund Management Divisionの関口繭子様、岡田真聖様にお話を伺いました。

関口様
導入前はLP様にお送りするメール配信に大きな課題を持っていました。LP様にお送りする決算書などの資料は、一切の誤りが許されない重要な情報です。しかし、システム上で確実な承認フローを構築できず、運用面で不安を抱えていました。
その結果、送付時には岡田と私の2名で同じパソコン画面を確認しながら、「ファイルに誤りはないか」「宛先は正しいか」と一つひとつ目視でチェックする、非常にアナログな方法を取らざるを得なかったのです。さらに、個別送付を一括で処理する際の操作性も十分とは言えず、LP様ごとに画面を開いてメールを作成・送信する必要がありました。確認や送付そのものよりも、単純作業に多くの時間を費やしていた印象があります。
関口様
特に大きかったのは、「時間と場所が強く制限される」という点です。例えば「金曜日の15時までに送付する」といった期限がある場合、その時間に必ず二人が同時に稼働できる状態をつくらなければなりませんでした。
岡田様
当初から他社ツールを積極的に比較・検討していたわけではありませんでした。以前のツールの契約更新が数日後に迫っているタイミングで、偶然W-LinkPortalのデモ画面を拝見する機会があり、「これは使いやすそうだ」という第一印象を持ったことが検討のきっかけです。
当時導入されていたツールは「金融機関で広く使われているスタンダードなツールだから簡単には変えられない」という心理的なハードルもありました。その中で、W-LinkPortalの高い視認性と操作性に加え、コスト面での優位性が明確だったことが決め手となり、その日のうちに部署内で切り替え方針を固め、導入を決断しました。
岡田様
最も大きかったのは、画面の視認性と動作の軽快さです。W-LinkPortalはクリック後の反応が早く、全体的にスムーズに操作できるためストレスフリーで作業を行うことができます。
また、画面構成や配色が整理されており、「次に何をすればよいか」が直感的に理解できる点も印象的でした。複雑な手順を覚えなくても自然に操作できるUIで、「これなら日常業務でもストレスなく使える」と感じられたことが、導入を後押しした大きな理由です。
関口様
導入前の段階で、wizz Fund Associatesの担当の方と綿密に打ち合わせを行い、移行対象となる情報や進め方を整理していただけた点が非常に助けになりました。「まずはLP様の登録を優先する」「過去データは段階的に対応する」といった形で、実務に即した優先順位を提示していただけたため、無理のないスケジュールで進行できました。
実際のデータ整理やシステムへの入力作業の多くはwizz Fund Associatesの担当者さんが担ってくださり、私たちは内容の確認とLP様への案内に専念することができました。その結果、準備期間を含めても約2週間で3ファンド分の移行が完了し、通常業務への影響も最小限に抑えられています。
関口様
体感としても大きく改善されています。特に効果を感じているのが、テスト送付と予約配信の機能です。以前は二人が同時に同じ画面を確認する必要がありましたが、現在は私がテスト送付を行い、「確認お願いします」とチャットで共有しておけば、岡田が都合のよいタイミングで自身のPCから内容を確認できます。
修正点がなければ、そのまま送付予約を設定して作業は完了します。送付期限がある場合でも、事前に予約設定をしておけるため、時間に合わせて出社したり待機したりする必要がなくなりました。結果として、互いの空き時間を有効に活用できるようになり、業務運用の柔軟性は大きく向上しています。
岡田様
最も大きいのは、業務を進める上での心理的な負担が軽減された点です。例えば、忙しいタイミングの相手に対して「今すぐ画面を見てほしい」と依頼することには、どうしても気を遣います。しかし、テスト送付であれば共有するだけで済み、相手の都合に合わせて確認してもらえるため、依頼する側の心理的ハードルが下がりました。
また、以前は「本当に送付できているか」と不安になる場面もありましたが、W-LinkPortalでは送付履歴が一覧で確認できます。そのため、確認のために時間や意識を割く必要がなくなりました。単なる作業時間の短縮にとどまらず、こうした心理的な余白が生まれたことで、業務全体の質が高まっていると感じています。
岡田様
導入前は、システム変更によってLP様へご負担をかけてしまうのではないかと懸念していましたが、実際にはほとんどありませんでした。むしろ、LP様側で資料の受け取り方法を選択できるようになったことで、利便性は向上していると感じています。
「金融機関では既存システムでなければ対応できない」という先入観がありましたが、実際に切り替えてみると非常にスムーズに受け入れていただけました。結果として、使いやすさを優先した判断は正しかったと実感しています。

関口様
非常に柔軟かつスピーディーに対応いただいており、日々助けられています。Slackでの問い合わせにも迅速に反応があり、不明点があれば15分程度のオンラインミーティングをすぐに設定いただけます。疑問点をその場で解消できるため、業務が滞ることはほとんどないため、安心してW-LinkPortalを使用することができています。
岡田様
サポート面では、担当者の方の「相談しやすさ」も大きな魅力だと感じています。機能的な対応が早いことに加え、こちらの状況や背景を踏まえて親身に話を聞いてくださるため、些細なことでも気兼ねなく相談できます。
新機能がリリースされた際も、「この機能は自分たちのファンドではどう活用できるのか」といった視点で気軽に質問できるため、機能を試す心理的なハードルが下がりました。こうした人と人との信頼関係が構築できている点は、安心して使い続けられる理由の一つです。
岡田様
まずは実際に触れてみて、操作のしやすさや視認性の高さを体感していただきたいです。「システムを切り替える」ことに対する不安はあると思いますが、送付履歴を一元管理できるようになることで、「きちんと送付できているか」といった不安から解放され、業務が精神的にもかなり楽になります。
また、wizz Fund Associatesは単なるツール提供者ではなく、私たちの運用に寄り添いながらプロダクトを進化させてくれる存在です。困ったことがあればすぐに相談できる体制が整っているため、まずは無理のない範囲から活用を広げてみてはいかがでしょうか。導入する意義は十分にあると感じています。
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